糖尿病内科

主な検査

• 受診時に通常行うもの：尿検査、血糖、HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）。
• 必要に応じて行うもの：血液生化学検査、尿アルブミン、心電図、胸写、血管伸展性検査、超音波（腹部、頚部血管、等）、CGM、インボディ（体成分分析装置）など。
• とくに指示がなければ空腹、食後どちらの状態で受診されても結構です。
• 受診時には糖尿病連携手帳を持ってきてください。検査結果を記入します。持っていない方は作成しますのでお申し出ください。

主な指導内容

• 食事療法：病状に合わせ、適正なカロリーを医師が指示します。また管理栄養士による栄養指導を行っています。「食品交換表」の購入をおすすめしています。
• 運動療法：指導を開始する前に全身状態のチェックや検査を行います。必要に応じてインボディを用いた筋肉量、脂肪量の測定や筋力テストによる評価も行い、安全かつ効果的に運動ができるよう、運動内容運動方法をアドバイスいたします。
• 眼科受診：目の症状がなくても定期的に眼科を受診しましょう。その際は糖尿病連携手帳をご持参ください。必要に応じて紹介状を作成いたします。
• フットケア：壊疽になるリスクを評価するために足の観察、神経障害や血管障害の有無を調べ、適切なフットケアの方法について情報提供を行います。
• シックデイ対策：糖尿病の患者さんが風邪をひいたり、胃腸炎などにかかったりすると、食欲の低下など著しい体調不良に陥る状態のことをシックデイといいます。この状態ではいつもよりも強いストレスがかかり、食べなくてもいつもより血糖値が著しく高くなり、脱水状態に陥ります。危険な状態にならないよう適切な対応が必要となります。

その他

• 「治療のてびき」（糖尿病学会が発行しているもので、糖尿病についての正しい情報が詳しく書いてあります）の購入をおすすめしています。無料のパンフレットもあります。
• 患者の会もあります。入会すると糖尿病協会が発行する「さかえ」を安価に購入することができます。ぜひご検討ください。